- クレジットカードは、いつどのようにしてできたのでしょう。
ここではクレジットカードの誕生からその後の広まりまで、クレジットカードの歴史にうちてご説明します。
クレジットカードの起源
- クレジットカードの歴史、それは偶然から始まりました。今からおよそ60年前の1949年、フランマ=マクマナラは友人たちとニューヨークで
評判のレストランで食事を楽しんでいました。食事も終わり、いざ支払いという時になって、彼は財布を忘れてきたことに気がつきました。
さいわい奥様が代わりに支払ってくれたため事なきを得ましたが、この一件をきっかけに、マクマナラは現金を持ち歩かなくても食事が
できるシステムはないかと考えました。
そして1950年に、マクマナラは弁護士であるラルフ・スナイダーとレストランで食事をし、支払いのときにカードを提示して、サインをすることを
支払いの代わりにしたそうです。日本でいうところのツケですね。Diners=食事をする人たち。これが世界で初めてのクレジットカード会社である、
ダイナースクラブの始まりです。ダイナースクラブは富裕層をターゲットとしたものであったため、そのステータスを求めニューヨークのビジネスマンの間に
みるみるうちに広まっていたそうです。
ダイナースクラブに始まるクレジットカードは、アメリカではこのような背景からカードを所持している人の信用を示す手段の一つとされ、
現在は身分証明書にもなっています。またこのような沿革から、アメリカではカードの支払いが主流で、現金での支払いはなじみがないそうです。
クレジットカードの普及

- これに対抗するため、東海岸でもチェース・マンハッタン銀行を中心にInterbank Card Association(ICA=カード相互乗り入れ組織)を発足させました。
このICAがマスターカードの前身です。
VISAとマスターカード。この2つの組織を中心に、銀行系のカードは発展していったのです。
- 日本のクレジットカードの歴史
- 日本におけるクレジットカードは、1949年に京都の専門店会という組織が発行した「チケット」というものによる割賦販売がその始まりとされています。
チケットとは勤め先が労働者に金額の記された紙の束をあらかじめ交付しておき、労働者が専門店会の加盟店で買い物をするときにチケットを
使用すると、買い物をした金額分が後日給料から差し引かれるという仕組みだったそうです。
また日本信販(現三菱UFJニコス)が1951年に「クーポン」を発行したことで、1952年広島職域指定店会(現ライフ)、
1954年協同組合広島クーポン(現オリコ)、函館デパート信用販売(現ジャックス)と全国的に信販会社とクーポンが広まっていきました。
そして1961年、日本信販と三和銀行によりジャパンクレジットビューロ(現JCB)が設立され、クレジトカード発行が始まりました。これをきっかけに日本でも銀行によるクレジットカードの発行が相次ぐようになります。1967年DCカード(三菱銀行)、住友クレジットサービス(住友銀行)。1968年ミリオンカード(東海銀行)。1969年UCカード(富士・三井・第一勧銀・大和の4行)。
その中でもJCBは他の国内のカードがアメリカン・エキスプレス、VISA、マスターカードなどと提携して国際化していく中で独自に加盟店開拓を続け、自社のみで国際ブランドとなり世界中に認知されるまでになりました。当時は富裕層のステータスシンボルとして始まったクレジットカードの歴史ですが、現在では成人男性は平均で一人3枚以上のカードを持つのが当たり前となり、また各カード会社とも、自社のカードにさらにステータスの高いカードなど複数のグレードのカードを発行し、プレミア感とそれに見合うだけのサービスを展開しています。
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